Extraordinary Station

<Phase 006> 【連続妄想小説】ド●えもん 〜の●太のパラドクス3〜 (2007.06.29.)
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あ…あぁ……ぁ……ぅぁぁぁ……ぁ……
「ふん、もうマトモに話すら出来んようだな」
抜け殻となったド●えもんを踏みつけなが ら、吐き捨てるように言ったの●太。

の●太は更に追い討ちをかけるように、未来無線機に告げる。
「こちら<カーネル>。 <ブラボー>隊、やれ!
『ラジャ』
3秒後。
<ブラボー>、クリア』
「ご苦労。 付近一帯を哨戒した後、撤退しろ」
『ラジャ』
口角を上げ、歪な笑みを浮かべるの●太。
そしてド●えもんに告げる。
君をつくった人……もういないよ?
「…………ぅ……ぁぁ……」
「まぁ、今の君には何を言ってもムダだろうがな」
嘲笑を浮かべるの●太。
反応を示さないド●えもんのことなど気にせず、彼は話し続ける。

「ド●えもんの最終回は、
 『俺が壊れた君を直すために必死に勉強して、そして数年後ついに君を直して感動の ご対面!』
 ……なんて言われてるが、そんなのは認めない。
 俺はお前をリヴァースエンジニアリング……解析して猫耳美少 女アンドロイド作成のための糧としてくれる!
 ふはははははははは……! 光栄に思え! そして……
の●太の眼が一際険しくなる。
死ねぇッ!!!!!
ドン! ドン! ドン!
撃ち込まれる3発の銃弾。
何の抵抗もなく頽れるド●えもん。

ふははははは……! 勝った! 勝ったぞ!
 これでこの世の猫耳はすべて俺のものだ!
 はぁーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ!!!
高らかに笑い続けるの●太。
……足元で蠢くヤツのことなど知らずに。
ギラリと鈍い光を放つ銃身……ショットガンだ。
そしてヤツはの●太の腹めがけ……撃った。
ドォン!!
な!? 何……だと……ッ!?
腹を撃ち抜かれたの●太。 致命傷だ。
「油断したね……の●太くん」
そう言って立ち上がったのは……ド●えもんだった。

――To Be Continued...




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