「
あ…あぁ……ぁ……ぅぁぁぁ……ぁ……」
「ふん、もうマトモに話すら出来んようだな」
抜け殻となったド●えもんを踏みつけなが
ら、吐き捨てるように言ったの●太。
の●太は更に追い討ちをかけるように、未来無線機に告げる。
「こちら
<カーネル>。 <ブラボー>隊、やれ!」
『ラジャ』
3秒後。
『
<ブラボー>、クリア』
「ご苦労。 付近一帯を哨戒した後、撤退しろ」
『ラジャ』
口角を上げ、歪な笑みを浮かべるの●太。
そしてド●えもんに告げる。
「
君をつくった人……もういないよ?」
「…………ぅ……ぁぁ……」
「まぁ、今の君には何を言ってもムダだろうがな」
嘲笑を浮かべるの●太。
反応を示さないド●えもんのことなど気にせず、彼は話し続ける。
「ド●えもんの最終回は、
『俺が壊れた君を直すために必死に勉強して、そして数年後ついに君を直して感動の
ご対面!』
……なんて言われてるが、
そんなのは認めない。
俺はお前をリヴァースエンジニアリング……解析して
猫耳美少
女アンドロイド作成のための糧としてくれる!
ふはははははははは……! 光栄に思え! そして……」
の●太の眼が一際険しくなる。
「
死ねぇッ!!!!!」
ドン! ドン! ドン!
撃ち込まれる3発の銃弾。
何の抵抗もなく頽れるド●えもん。
「
ふははははは……! 勝った! 勝ったぞ!
これでこの世の猫耳はすべて俺のものだ!
はぁーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ!!!」
高らかに笑い続けるの●太。
……足元で蠢くヤツのことなど知らずに。
ギラリと鈍い光を放つ銃身……
ショットガンだ。
そしてヤツはの●太の腹めがけ……撃った。
ドォン!!
「
な!? 何……だと……ッ!?」
腹を撃ち抜かれたの●太。 致命傷だ。
「油断したね……の●太くん」
そう言って立ち上がったのは……
ド●えもんだった。
――To Be Continued...